5. トマトを投入する適切なタイミングはどこか?
材料は下記の通り。
はじめのスパイス
マスタードシード・・・小さじ1/2
にんにく・・・1片(すりおろし)
しょうが・・・1片(すりおろし)
玉ねぎ・・・1/2個
トマト缶・・・100g
中心のスパイス
ターメリック・・・小さじ1/2
パプリカパウダー・・・小さじ1/2
コリアンダー・・・小さじ2
カイエンペッパー・・・1つまみ
クミンパウダー・・・小さじ1/4
塩・・・小さじ1/4
水・・・200ml
A:玉ねぎを炒めた後
1. 玉ねぎを炒めた後にトマトを入れ、水分が飛ぶまでしっかり炒める
2. 中心のスパイス、塩を加えて30秒~1分程度炒める
3. 水、鶏肉の順に加えて、鶏肉に火が通るまで5~10分程度煮込む
B:鶏肉を炒めた後
1. 玉ねぎを炒めた後に鶏肉を入れ、ほとんど火が通るまで炒める
2. 中心のスパイス、塩を加え30秒~1分程度炒める
3. トマト缶を入れひと煮立ちしたら、水を入れて再度ひと煮立ちさせる
A(玉ねぎを炒めた後)は、トマトの水分をしっかり飛ばしているので全体的にとろみがあり、いわゆる「ルー」に近い仕上がりになった。玉ねぎもしっかり溶けてなじんでいたし、濃厚な味わいだった。
B(鶏肉を炒めた後)は、トマトの水分が残り、煮込み時間も短いのでとろみは少なく、スープ状に近い仕上がりだった。また玉ねぎやトマトは溶けてなじんでおらず、形が多少残っていたので、全体的な見た目は△。鶏肉にはスパイスの香りがしっかり残っているかと思ったが、ほとんど感じられなかった。肉類にスパイスの香りをに移すには、漬込むなどがある程度の時間は必要と思われるので、ぜひ試してみたい。トマトを入れてからの加熱時間が短いため、ほどよく酸味も感じられ、これはこれでおいしい。
結論を言えば、濃厚な味わいで、カレーの美を感じる仕上がりの「A」の方が好きだ。
ではでは。