境界線
「ねじまき鳥クロニクル 第1部 泥棒かささぎ編」村上春樹
今日のフレーズ。
「世界には雨が降っているという状況と、雨が降っていないという状況とがあり、そのふたつの状況にはどこかで境界線が引かれなくてはならないのだ」
世の中には、白黒の線引きがはっきりしない「グレーゾーン」がある。
むしろ「グレーゾーン」ばかりだ。
でも、その「線」や「ライン」がなければ、白黒もグレーも存在せず、まさに「自由」な世界だ。
「線」や「ライン」があるから、さまざまなドラマが生まれる。
人は、真の「自由」を求めているのではなく「制限」を求めていると思う。
決められた「線」や「ライン」のなかで、如何に工夫をして人生を楽しむか?
これが醍醐味なのかもしれませんね。
ではでは。